桂花園

こんにちは｡京都の隠れ家的花屋 桂花園の山中です｡

今朝のことでございます｡

ある街に､山中 信べえと言う男がおったそうじゃぁ｡

信べえはとっても働き者で､今日もまた､仕事をサボることなく
(｀・ω・´)ｼｬｷｰﾝ　と出勤しておりました｡

信べえが大好きな会社に向かっておった道中､道路にポツンと黒いモノが
落ちておりました｡

『げっ！う◯こか！？』かと思ってよけたら､

『ピピッ』と､その｢う◯こ｣が喋るではありませんか?

はて､｢う◯こ｣がピピッと鳴くものかいのぉ?

不思議に思った信べえが､その『喋るう◯こ』を覗きこむと､それは
とても可愛らしい『つばめの子』では､ありませんか？

『おぉおぉ! つばめたんどうしたんだい?』

と､信べえがつばめに尋ねると､

『ピピッ』

と鳴きました｡

『こんな道の上で､どうしたんだい?』

と再度聞くと､

『ピピッ』

（´･ω･`）･･･

所詮は獣､｢怪我をして動けないの…しくしく…｣などと喋るはずもなく､
『ピピッ』と鳴くばかり｡

心優しい信べえは､｢怪我をしているんだね?お兄さんが助けてあげる｣と
勝手な思い込みで､バスの時刻が迫っていることも顧みずに､
そっと『つばめたん』をすくい上げて､家に持ち帰り､小さな箱を取り出して､
新聞紙を細かく切って箱の中に敷き詰めて､寝床を作ってあげました｡

｢元気になったら､絶体に恩返しをしろよ(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…｣

｢小動物を助けるなんて､イメージアップだな｡｣

そんなことを微塵にも考えず､ただただ弱った小動物を助けたい
一心で､そっと『つばめたん』を､箱に入れた瞬間…

ﾊﾞｻﾊﾞｻバサバサッ！

ﾄﾝﾀﾞ━━━━━━━━(((((ﾟДﾟ;)))))━━━━━━━━ｯ!

オマエっ元気じゃねぇか！！！

ひとしきり我が家の廊下を飛び回り､降りてきたところ､
拘束っ！

『こらっ！！！この野郎！人んちで､いったいなnあsぱみ×♀××』

とさっき迄の､優しいお兄さんから､鬼の形相に変身し､
小さなつばめを､庭に叩きだして(一応､箱の寝床付き)､
時計で時刻を確認すると､バスの発車2分前っ！

ﾊﾞｽ､ｸﾙ━━━━━━━━(ﾟДﾟ;)━━━━━━━━!

朝から信じられないくらいの猛ダッシュで､バス停に向かった
信べえでした｡｡｡

めでたしめでたし｡

くまのこ見ていた､かくれんぼぉ､おしりをだした子､一等賞！
夕焼けこやけでまた明日ぁ､まぁたあぁしぃたぁ…(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ

text：朝から疲れたわ…山中

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